勉強会

市長『坂の上の雲』を語る@11月例会

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤です。

今日は、11月松山市歯科医師会例会です。

例会のあと松山市では「坂の上の雲まちづくり」を推進していて、2009年11月29日からはNHKによって、スペシャルドラマ「坂の上の雲」として放映化が決定されたのを記念して『坂の上の雲』について松山市長自らの思い入れを熱く語っていただきました。

市長『坂の上の雲』を語る@11月例会

この小説を映像化するに当たっての苦労話や、登場人物一人ひとりに寄せる熱いメッセージを受け取りました。その後学芸員の松本様による秋山好古の人物像に迫るトークがありました。

市長『坂の上の雲』を語る@11月例会 司馬遼太郎『坂の上の雲』後書きには
『楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながら歩く。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。』と記された一文があります。
まさにこの事がタイトルの所以となったわけです。

市長『坂の上の雲』を語る@11月例会 さらに 市長は熱く語ります。

司馬遼太郎の 『坂の上の雲』は単なる日清、日露戦争の戦争物語ととってもらいたくないこと・・・
その時代を生きた郷土の誇る正岡子規と秋山好古、秋山真之兄弟を中心にして日清、日露戦争を舞台にした壮大な物語りであります。

そしてそれは明治時代に日本が鎖国から解き放たれ 始めて日本という国を意識した まだ生まれたばかりの極東の小国家だった時代に 富国強兵をスローガンに近代化を図ることで列強の脅威と対峙する近代国家を目指した人々の物語です。

彼らは 私欲ではなく公のために生き そして死んでいったわけですが、皆 自らの高い理想を持ち 自らを信じて行動し自らを律して自分らしく生きて行ったわけです。

それはあたかも坂の上に見える雲を目指してまっすぐに ただひたすら上を見つめてかけ昇ったかのごとく素晴らしい生き様でありました。

いつの時代も人間は理想を追い求めていくと素晴らしくなれるのだ という司馬遼太郎の力強いメッセージをこの『坂の上の雲』から感じ取って欲しいということです。

市長の『坂の上の雲まちづくり』にも並々ならぬ熱意を感じました。

11月29日夜8時からNHKで放映が決定しました。
これから3年間にわたり、全13回(各回90分)のドラマが展開していきます。

松山で生まれた主人公たちが日本を動かす人物へと成長していく様はとても誇らしく感じます。

この『坂の上の雲』からは暫く目がはなせなくなりそうです。

 

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