治療

余土っこ5年生の歯科検診

こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。

6月5日は余土っこ5年生の歯科検診です。

もう5年になると余土っこは検診にも慣れた様子です。

ちょうど体育の授業だったのでしょうか、皆、体育の服装で検診です。廊下には次のクラスの生徒さんが体育座りをして静かに待っています。

余土っこ5年生の歯科検診 歯磨きポスターも保健室の前の廊下に掲示され 食後の歯磨きをアピールしていました。

余土っこ5年生の歯科検診
私もこの余土小学校が母校ですが、体育の授業は好きだったので、この時間に検診を当てられた生徒さんはなんだか可愛そうな気がしました。

早く終わって生徒さんたちを運動場に還してあげたかったので、いつもより少しペースが上がったようです。

5年4組の最後の女の生徒さんが終わるころには体育の授業も終了していて気の毒な気がしましたが、「ありがとうございました。」とペコッとお辞儀をしてその子は保健室を後にしていきました。

とても爽やかな気持ちになりました。

毎年こうして検診に来るといつも余土っ子たちに「感動」をもらいます。

お礼に私はいつも「元気」をプレゼントしています。

余土っこ5年生の歯科検診
さて、余土っ子5年生の検診結果はどうだったでしょうか?

むし歯のない生徒の割合は男女ともに2年生、6年生についで3位で38%でした。

5人に2人はむし歯のない生徒といえます。またこの時期に多くなってくるのがCO(むし歯の初期症状を疑わせる歯、シーオーと読む)とGO(放置しておくと歯肉炎へ進行する経過観察の歯肉、ジーオーと読む)です。

いずれも家庭に配られる「健康診断結果のお知らせ」の紙にはむし歯になりそうな歯があります(CO)や歯ぐきに炎症があります(GO)にチェックがはいります。

これだけでは直ぐに歯科を受診する必要はありません。

学校、家庭で生活習慣の改善や清掃法を指導して経過をみていく必要があります。

当院も余土小学校の校医として、検診後の一定期間後には再度CO,GOの生徒さんたちの臨時の健康診断を行っています。

こうして学校、家庭、そしてかかりつけの歯科医が一体となって子供たちの歯・口をとりまく健康づくりを見守っていきたいものです。

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