歯のこと

歯に金属がくっつく仕組み

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

突然ですが、どうやって歯と金属がひっついているのか、疑問に思ったことはありませんか?

実は歯は生体で、金属は材料なので、歯と金属は結合しません

では、どうして歯と金属の詰め物が、こんなに長い間くっついていられるのでしょうか?

歯と金属の詰め物は”機械的保持力”でくっついています。

簡単にいうと、凹凸のはめ込みを利用してとれないようにしています。

むし歯の治療はまず、細菌に感染した部分を除去します。

さらに欠損した部分を金属で修復する場合には、歯を凹凸に削ります。

歯と金属をくっつけるためには、歯と金属に凹凸をつけて、その間に泥状のセメントを流し込み、セメントが硬化して固まる力に頼る必要があります。

歯に金属がくっつく仕組み

色々な種類がある歯科用セメント

基本的に、金属修復は歯と金属の間に入り込んだセメントの機械的保持力で維持されています。

しかしセメントの力だけでは、歯と金属を付けることは困難なので、金属修復を選択する場合には、さらに、修復物が外れにくいように歯を削って、歯に保持形態をつける必要があります。

すべてではありませんが、健全な歯質を削らざるをえない場合があることは、残念ながら事実なのです。

 

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