勉強会

舌圧検査の活用・津賀教授来松講演

こんにちは、院長の伊藤泰司です。

13日の日曜日、愛媛県歯科医師会館では行われた、「介護保険サービス事業者に対する集団指導」並びに「愛媛の口腔ケアを考える研究会」に出席してきました。

9時30分から15時30分までの長丁場ですが,なんといっても私が一番聴講したかったのは都賀一弘先生の「舌圧検査を活用する口腔機能向上プログラムの提案」という講演でした。

何故かといいますと、彼とは広島大学歯学部15期生の同級生だからです。

立派に母校の補綴学の教授になられて、昨年同級生が集まりお祝いをしたところでした。

学生時代から津賀先生は真面目で人当たりもよくて温厚な印象でした。

舌圧検査の活用・都賀教授来松講演

30年ぶりにお会いしてもその人柄は変わらず、話口調も昔のままで、学生時代をとても懐かしく思い出しました。

「広島大学大学院医歯薬保険学研究院応用生命科学部門先端歯科補綴学という戒名のような教室の教授を昨年よりしております。」と軽妙な笑いを取るところなど、津賀先生も随分つかみがうまくなってきたと思いました。

話はとてもシンプルで、理解しやすく、広島弁を交えてユーモアに満ちた講演でした。

 

摂食・嚥下障害のある方に舌圧検査を用いて口腔機能定量評価に使い口腔機能向上訓練への積極的な動機づけに役立て、その普及に努めているという内容でした。

舌圧検査計の開発までの苦労したプロセスも解説していただきました。

また、この舌圧の検査結果を基に舌圧を効果的に鍛える器具 ペコぱんだ の紹介もありました。

 

介護の現場でも舌圧を用いた遊びながら楽しめる、ソフトの開発をされていてとてもユニークな発想に驚きました。

広島大学15期生には津賀先生をはじめ、愛媛では鷹ノ子で開業している佐々木先生、大洲の今井先生、今治の藤枝先生、大岡先生、赤瀬先生がおられます。

どの先生もその地域では名だたる歯科医院経営をされており、歯科医師会の重要な役職につかれている先生もいらっしゃいます。

同期としては本当に嬉しく、誇らしく思います。

私も自分にしかできない「地域医療に貢献する」医療を目指して日々頑張っていきたいと思いました。

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