歯のこと

子どもの歯を守る意味

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

8020運動は、ただ歯を20本以上残すことが目標ではありません。

根っこだけの歯やグラグラしていて咬めない歯を残していても、おいしく食べて楽しく話すことはできません。

しっかりと噛める歯を残すことが大切です。

そのためにも子どもの頃からの予防が大きな役割を担っています。

高齢になってから歯を失う原因の1位は歯周病ですが、下顎の6歳臼歯に関してだけはむし歯が歯を失う原因の1位となっています。

6歳前後で生えてくる最初の永久歯になりえる6歳臼歯を、しっかりむし歯から守ることが、将来につながっていくのです。

当院ではシーラントといって奥歯の溝を埋めてむし歯から歯を守る予防処置も行っています。

またこの6歳臼歯は、生えてくるときに歯肉がかぶっている時期が長いこともあり、そこに汚れが入り込み、生えてくる途中でむし歯になることもあります。

保護者の方が日頃から注意してお子さんのお口の中を観察して、6歳臼歯が生えてきたのが見えたら、仕上げ磨きを特に丁寧に行ってあげてください。

最初の予防として大切にしてもらいたいのは、実は妊婦健診です。

お子さんのむし歯が多い場合に、保護者の方のむし歯もひどいというパターンは珍しくありません。

お子さんが生まれる前にしっかりとお母さんがむし歯を治したり、正しい歯ブラシの仕方を歯医者さんに教わっておくことは、お子さんの歯を守る第一歩になるのです。

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