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エンジン導入番外編

こんにちは、技工士Kです。

ようやく春らしくなってきましたね。

年がら年中鼻炎気味のKには分かりにくいのですが、出入りのラボラトリーのT氏の様子を察すると、あぁ春なんだなと分かります。

本当に辛そうです花粉症。

いや年がら年中の鼻炎も負けてないか。

さて今回は番外編。

低速トルク技工用タービンの事を掘り下げてみようかと思います。

回転数が桁違いのタービンではほぼ使わない、というより使う意味のない低速回転

エンジンでは結構使用します。

金属の厚み調整のシビアな場面、かみ合わせに付与した溝の奥のブラシによる研磨歯面の横紋や、その他の歯面形状の付与、ダイヤモンドジスクでの歯間の切り込み等、慎重に行う作業の場合よく使用します。

特に薄いダイヤモンドジスクなどの場合は高速だとスパッと行き過ぎる時もあるし、モノによっては刃自体ぶれている場合があり最初から高速回転はリスクが伴います。

そんな訳で低速も出番が多いのですが、昔のエンジンではこの低速が安定しなく途中で止まったり、ガガガッと不規則に回ったりとやりにくかったのですが、ここ最近は随分と滑らかになってきました。

今回のエンジンは低速の滑らかさも想像以上

低速のトルクも力強くて安心感があります。

一方トルクが無く速さが取り柄のタービンは細かな作業を高速で処理出来ます。

とても硬い素材のジルコニア,セラミック等、の切削に真価を発揮します。

硬くて脆い素材の場合の仕事の場合は特に優れています。

動力はエアーで中には金属の風車が入っています。

エアーを吹き込むと歯医者さんお馴染みのキーンという音がします。

あの独特の音です。

Kもドキドキしながら仕事をしています。

さてここまで書いてきましたが、どんなに機器が良くても使う人間が進歩しなくては意味が無いということを付け加えてエンジン編終わります。

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