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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2018年05月10日

痛みを軽減する麻薬

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

今日は麻薬についてお話します。

麻薬と聞くと悪いものと思うかもしれません。

しかし麻薬によっては痛みを軽減する作用もあり、都道府県知事の許可のある医師であれば処方することができます。

さて、日本では高齢化によりがんの罹患数は年々増加傾向にあります。

日本人の2人に1人が生涯のうちにがんに罹患するといわれいます。

最新がん統計によると、2012年に国内で新たに診断されたがんは865,238例であり、その後も増え続けています。

がんを患うとかならずがん性疼痛が現れる、というわけではありませんが、この疼痛治療に麻薬が用いられることがあります。

また麻薬はがん性疼痛だけでなく、慢性疼痛に使用される場合もあるそうです。

慢性疼痛とは「治療に必要とされる期間を超えて持続する痛み、或いは非がん性疾患で進行性の痛み」であると定義されています。

また「疾患や外傷による急性疼痛から移行した痛みで、疼痛を誘発する刺激が持続的または断続的に存在する場合を含め、3ヶ月以上持続するもの」とされています。

慢性疼痛に麻薬を使用するにはさまざまな条件があり、使用される主な疾患には、帯状疱疹後神経痛術後疼痛慢性腰痛などがあります。

歯科の領域においても定義に合致すれば適応となり、難治性の骨髄炎による疼痛などに使用されることもあるそうです。

現在、国内で処方可能な麻薬の鎮痛薬を表にまとめました。


これらはオピオイド鎮痛薬といわれるもので、中枢神経系(鎮痛・麻酔・多幸感・鎮咳・呼吸抑制などの抑制作用、嘔吐・縮瞳・痙攣などの興奮作用)と消化器系に作用します。

オピオイドの作用点として、3つの受容体が存在します。

オピオイドによる鎮痛の作用の順序は、まず脊髄後角の受容体に作用して、侵害刺激(痛覚情報)の伝達を直接抑制するとともに、脳内の受容体を介して中脳・延髄からの下行性抑制系(痛覚制御経路)を賦活して、脊髄での痛覚伝達を遮断するように働きます。

では次回はオピオイド鎮痛薬の副作用についてお話していきます。


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