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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2018年11月02日

高齢者脳血管障害と口腔ケア

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

脳血管障害とは、突然の脳血流遮断が関与する疾患で、神経障害として運動障害感覚障害を引き起こします。

その種類には、血栓症や塞栓症に起因する虚血性の脳梗塞血管破裂(脳出血、くも膜下出血)に起因する出血性の脳出血があります。


脳梗塞の急性期治療は、血栓溶解療法、抗凝固療法、抗血小板療法が挙げられます。

脳出血では、再出血予防としての血圧コントロールや脳浮腫治療があります。

くも膜下出血では、開頭手術やマイクロカテーテルを使用した脳血管内処置になります。

これらの脳血管障害に対して、廃用予防、日常生活動作向上と社会復帰を図るために、十分なリスク管理のもと、発症後72時間以内にリハビリテーションを行うことが強く勧められているそうです。

高齢になるほど脳血管障害は再発を繰り返し、多発性脳梗塞からの脳血管性認知症、高次脳機能障害、摂食嚥下障害が見られるようになります。

脳血管障害では、低栄養、嚥下障害、誤嚥性肺炎の合併症を生じるので、適切な口腔ケアが必要です。

舌運動、口唇運動などの口腔機能の回復、入れ歯の修理や作製による咀嚼嚥下機能の回復によって、最終的には食事や言語、表情などのコミュニケーションによる社会参加が目標となっています。

障害の三相」という図があります。


これより、いかなる口腔の機能障害(運動障害・感覚障害)があり、それが原因となって摂食嚥下障害、食事自立度低下という能力低下が生じているかを評価して、口腔機能評価から摂食嚥下評価をすることが重要となります。

脳血管障害で中枢性顔面神経麻痺がある場合、唇や口角の運動障害が現れ、食べた物がお口の中に残ったままになったりうまく食べた物を飲み込めず食塊移送障害という摂食嚥下障害を生じていることがわかります。

脳血管障害の5年生存率は62%といわれており、胃がんよりも生存率が低いとされています。

脳梗塞では、死因のうちに呼吸器疾患が占める割合が高く、口腔ケアによる肺炎予防が大切となってきます。


カテゴリー 歯のこと |

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