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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2018年12月07日

唾液分泌量の減少と全身への影響②

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

高齢者で口腔乾燥症があると、ない人に比べてうつ状態尺度のスコアが有意に高くうつ感を抱いていることや、健康成人においても口腔乾燥感を有する人はうつ感を抱く等の心理的影響が認められたという報告があったそうです。

口腔乾燥感があると、うつ傾向や神経症傾向、心身症傾向があったという報告もあったそうです。

唾液分泌量の減少が精神的ストレスを生じさせているとすれば、ストレスが関与するさまざまな疾患の発症や増悪にも唾液分泌量の減少が関与している可能性が考えられます。

またシェーグレン症候群をはじめとする膠原病では、健常な人と比べてさまざまな精神神経症状が高率で合併していることが知られています。

原発性シェーグレン症候群においても、中枢神経症状の一つとしてうつ状態の存在が知られていて、健常な人と比べてその発現率が高いことや、関節リウマチとの合併症例ではうつ状態の合併頻度が上昇すること、うつ状態以外にも神経症や認知症なども多いことが分かってきています。


唾液分泌量の減少を伴うシェーグレン症候群患者さんに唾液分泌促進薬を服用してもらい、唾液分泌量を増加させることが精神的健康を改善するかどうかという調査が行われました。

唾液分泌促進薬を1年間服用して、唾液分泌量、自覚症状、精神的健康状態との関係を調査したそうです。

精神健康状態は自己記入式の質問票である日本版GHQ精神健康調査表短縮版(GHQ30)で神経症傾向の有無が調べられました。

シェーグレン症候群の患者さんの中で神経症傾向がみられた方は66.7%だったそうです。

神経症群では、唾液分泌促進薬の服用前後でGHQ30スコアの有意な改善が見られました。

GHQ30スコア改善率と自覚症状改善率及び唾液増加量との間の相関関係を調べたところ、GHQ30改善率と唾液増加量との間に有意な強い正の相関がみられたそうです。

これらの結果より、神経症傾向がみられる患者さんでは、唾液分泌量の減少が精神的健康へ関与している可能性が考えられ、その改善には唾液分泌量の増加が必要であると考えられています。


カテゴリー 歯のこと |

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