2019/01/01 今日の一枚

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
〒790-0044 愛媛県松山市余戸東4丁目1-1
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
新年明けましておめでとうございます。
2019年になりました!今年も宜しくお願い致します。
さて、新年初ブログはインプラントのお話です。
インプラントは現在たくさんのメーカーから販売されており、アメリカやスウェーデン、スイス等の海外製のものも有名です。
メーカー毎に形にも違いがあり、レントゲン写真で見ると様々な種類があるのがわかります。
インプラントは形だけでなく、埋め込む部位によって長さや直径も変わってきます。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
前回インプラントを種類のお話をしました。
当院では日本製のAQBインプラントを使用しています。
今日はなぜ数あるメーカーの中からAQBインプラントを選んだのか、その決め手になった特徴をご紹介します。
インプラントの本体は、生体に影響がなく骨に直接結合するチタンが使われています。
しかしチタンだけでは骨と引っ付くために長い時間が必要となります。
そこでAQBインプラントでは、再結晶化HAがコーティングされており、チタンよりも早く骨と結合するという特徴があります。
HAとはハイドロキシアパタイトといって、リン酸カルシウムの一種で骨や歯の主要成分です。
ハイドロキシアパタイトは、時間の経過に伴って骨と結合する性質を持っています。
ただハイドロキシアパタイトをコーティングしただけでは耐久性に問題があるため、再結晶化したハイドロキシアパタイトを薄膜コーティングすることで分解されることなく早期に生体骨と結合します。
骨との結合が早いということは、それだけ早く噛めるようになり治療期間の短縮になります。
治療期間が短いと患者さんの精神的な負担も軽減されると考えています。
AQBインプラントの特徴はこれだけではありません。
他社と比べると価格が安価なため、患者さんへも低価格で治療を提供することができます。
「価格が安いと本当に安全かどうか不安」と思われるかもしれませんが、安さにもちゃんとした理由があります。
それはインプラント手術に使われるツールセットに工夫があるからです。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
歯を失う原因の1位は歯周病であると、このブログでも何度かご紹介してきました。
次いで2位はむし歯で抜歯が必要になり、歯がなくなってしまうケースです。
その他の歯を失う原因としては、外傷により歯が折れてしまい抜かなくてはいけなくなることもあります。
ボールがぶつかってしまった、こけて歯を打った、コンタクトのあるスポーツで人とぶつかった、など様々な要因で外傷を受けてしまうことがあります。
今回は、交通事故に遭い奥歯が折れてしまった症例についてお話していきます。
10年前に当院にて右上の奥歯を繋がった被せ物を入れた治療をされた方でした。
こちらが10年前の治療時に撮影したレントゲン写真です。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
心筋梗塞や狭心症は、虚血性心疾患とも呼ばれています。
心筋虚血の状態により代謝障害、収縮・弛緩障害、電気的興奮障害が生じて、心筋虚血が持続すれば心筋は壊死に陥ってしまうという、生命を脅かす危険な病態です。
心筋梗塞は、動脈硬化性粥腫(プラーク)が破裂して、内腔に血栓を形成して動脈が閉塞することでで発症します。
心筋梗塞の発症前に狭心症を伴わない例は、全体の半数といわれているそうです。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
プレオルソとは、「マウスピース型矯正装置」を利用して口腔周囲機能訓練を行いながら「歯ならび」や「噛み合わせ」を正しく治療していくことだけではなく、「正しい舌の使い方」、「口呼吸から鼻呼吸」などの機能的な治療を行って「子どもを健康」に導くことを目的とした矯正治療です。
プレオルソは混合歯列期に行う小児矯正治療です。
混合歯列期とは乳歯と永久歯が混在している時期のことで、プレオルソを使った矯正治療の適齢期はだいたい3歳~10歳です。
プレオルソは、80年以上も前に作られた機能的顎矯正装置である「ビムラー」「フレンケル」「FKO」などのメカニズムを受け継いでいるそうです。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
前回プレオルソのメカニズムについてお話しました。
プレオルソとは、軟らかく熱可塑性があるシリコーンのような素材で作られた機能的顎矯正装置です。
熱可塑性という特徴は、歯列を弱い力で徐々に拡大できるというメリットがあります。
プレオルソの歯並び矯正法は、「プレオルソ装置」と「MFT」を、自転車の両輪のように同時に機能することで初めてその治療効果が発揮されるそうです。
MFTとは口腔筋機能療法といって、舌・口唇・頬筋・咀嚼筋などの口腔周囲筋の機能を改善して、歯列に及ぶ筋圧のバランスを整えることをいいます。
従来のMFTは非常に煩雑で、労力もかかりお子さんにも伝えにくいものだったそうです。
そこで、従来のMFTを改良してプレオルソを用いて行う「プレオルソ MFT」を併用して口腔筋機能を鍛えていくことでMFTが容易になりました。
ではプレオルソ MFTについてご説明します。
プレオルソ装置には、タングアッププレートというものが付いています。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
前回までプレオルソのお話をしてきました。
今日はその続きで、プレオルソの種類についてご紹介していきます。
プレオルソでの矯正治療の適応年齢は、約3~10歳です。
乳歯が生えそろった時期から永久歯に生え変わるまでの期間が対象となります。
そしてプレオルソには、
・タイプⅠ
・タイプⅡ
・タイプⅢ
の3種類があります。
このタイプによって適応症が変わってきます。
タイプⅠはいわゆる出っ歯(上顎前突)、ガタガタの歯並び(叢生)、噛み合わせが深く噛みあわせた時に上の歯で下の歯列が見えない状態(過蓋咬合)の治療に向いています。
写真はタイプⅠとタイプⅡ
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
心臓の心腔側表面には心内膜という膜があります。
この心内膜を主とした感染症を、感染性心内膜炎といいます。
このうち、自己弁に生じたものを自己弁感染症内膜炎、弁置換術後に生じたものを人工弁感染性内膜炎と呼びます。
感染性心内膜炎は、心臓弁膜症や先天性心疾患によって生じる血液の乱流が心内膜に障害を与えて、血小板やフィブリンからなる無菌性の疣腫が形成されることが始まりとなります。
そこに抜歯などで血流に微生物が侵入して付着すると感染性内膜炎となります。
原因微生物は、ビリダンスレンサ球菌や黄色ブドウ球菌によるものが多いそうです。
リダンスレンサ球菌は口腔粘膜や歯肉表面に生息している常在菌です。
通常は病原性はありませんが、宿主状態や感染病態によっては病原性がでてきます。
感染性内膜炎の治療は、抗菌薬の服用や外科的治療となります。
この感染性内膜炎の発症の誘因として、昔から歯科治療が挙げられているそうです。
歯科治療で一過性菌血症を生じやすい処置の際には、予防として抗菌薬を服用することが推奨されています。
また歯科治療だけえなく、日常的な歯磨きや噛む動作などで、細菌が血管内に入り込む頻度も高いと言われています。
アメリカの心臓協会では抗菌薬の服用は、重篤な感染性心内膜炎を引き起こす可能性のある疾患などを持っている患者さんに限定するとガイドラインが改訂されたそうです。
しかしイギリスでは予防のために抗菌薬を投与しないという独自のガイドラインを決定した結果、感染性心内膜炎の発症率が増加したことが分かりました。
日本ではというと諸外国とは異なり抜歯をはじめ、歯ぐきや根っこの治療等を行う際に抗菌薬を予防的に服用することがリーズナブルとされています。
アメリカの心臓協会は対象の疾患を限定していますが、日本ではより広い疾患を予防投与の対象として、対象疾患を狭めることは行われていないそうです。
感染性心内膜炎の予防のための抗菌薬投与は有効だという可能性も考慮して、日本では服用しないで済ませることを避けるようにしています。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
医療にはスタンダードプリコーションという予防策があります。
スタンダードプリコーションとは、すべての患者さんが感染症の可能性があるものとみなして、血液や体液等から拡散する病原因子から医療従事者や他の患者さんを守るための予防策のことです。
このスタンダードプリコーションが、歯科医療の現場で十分浸透していないという報告もあります。
歯科器材の滅菌に関しては、改良・開発が行われていて問題はかなり改善されてきています。
当院でも使い捨てにできる物は使い捨てにして、金属など高圧蒸気滅菌に耐えられる器具は滅菌、そして滅菌が行えない器材などに対してはビニールで保護したり薬物消毒を行っています。
医療用グローブも感染予防に重要です。
こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は親知らずの抜歯のお話です。
今年も親知らずにお悩みの患者さんが多くいらっしゃいます。
今回の患者さんは、右下の親知らずが2年前に炎症を起こし、それから腫れたり引いたりを繰り返していたので抜歯を希望されました。
部位を見てみると親知らずは生えていませんでしたが、親知らずが埋まっている部分の歯ぐきが腫れあがっていました。
レントゲン写真で確認すると親知らずが横向きに生えているのがわかります。