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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2020年07月27日

糖尿病と歯周病

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は「糖尿病と歯周病」についてのお話です。

 

糖尿病と歯周病は、一見、全く違う病気ですが、実は深い関わりがあります。

 

まず、糖尿病とは、インスリンが十分に働かないために血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。

インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

糖尿病になって高血糖になると、体は尿を大量に出して糖を体外に出そうとします。

そうすることで、口の中が乾燥して唾液の働きが悪くなり、口腔内の浄化作用が低下し、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

また、高血糖が続くと、免疫細胞の白血球の働きが低下し、歯周病菌に感染しやすい状態になります。

歯周病は第6番目の糖尿病合併症といわれています。


 

また、歯周病は歯周病細菌の感染による感染症です。

歯周病は歯周病細菌により、慢性的に炎症している状態となります。

歯周病になると、歯周病菌により炎症性サイトカインの1つで、インスリンの働きを低下させる生が促進されます。

そのため、歯周病細菌から毒素が産生され、歯周組織を破壊する一方で、この細菌を攻撃するために、体の中でも炎症性の物質TNF-αが常に産生されていることになります。

 

その結果、これらの歯周病細菌や炎症性物質が血液や唾液に混ざって全身をかけめぐることになります。

この炎症性物質によりインスリン抵抗性が上がり、血糖コントロールの悪化を招くことがわかっています

さらに、ある種の歯周病細菌が頸動脈や冠状動脈に粥状硬化血栓の形成を促し、心筋梗塞や脳梗塞の発症のリスク因子となることもわかってきました。

つまり、糖尿病だけでなく、全身に影響を及ぼすとても怖い病気なのです。


 

このように糖尿病になると歯周病になりやすいうえに悪化しやすくなり、また歯周病があると糖尿病が良くならないという悪循環が生まれるのです。

この悪循環を断ち切るためには、糖尿病と歯周病の治療を併行して行うことが重要です。

糖尿病の方が歯周病の治療をすることにより歯周組織の炎症が改善すると、インスリンが働きやすい状態になり、血糖コントロールが改善することが報告されています。


 

歯周病をきちんと治療すると糖尿病も改善するケースがあることが明らかになってきました。

糖尿病の方は、糖尿病治療を始めると共に歯科医院での定期的な専門的なケア、お家でのセルフケアも開始するようにしましょう。

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今日のお花2020/07/27

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