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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2020年08月17日

構音障害~検査と治療方法~

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

以前「構音障害~分類とその原因~」についてお話しましたが、今日は続いて「構音障害の検査と治療の方法」についてのお話です。

 

構音機能の検査は、発音が正常か、正しい発音のための運動は可能か、実際にどの程度話が相手に伝わっているのか、などを知り、治療方針を検討するために行います。

検査は主に言語聴覚士が行いますが、歯科医師が行う場合もあります。

検査内容は、症状について質問し、身体診察を行います。

 

「会話明瞭度検査」

コミュニケーション手段として、会話がどの程度相手に伝わるかを検査します。

簡単な会話をして、「よく分かる」から「全く分からない」までの5段階で評価します。

 

「声の検査」

1)声の聴覚的印象評価

声の質について、ガラガラ声、息が漏れるような声、力を入れられない状態の声、力が入り過ぎている声などの有無や程度を評価します。

2)最長発声持続時間の測定
「あー」と出来るだけ長く言い続けて、持続時間を測る検査です。
持続時間が10秒以下の場合は、声帯など喉に何らかの問題があることが考えられます。
3)構音検査(発音操作の検査)
「パ行」「タ行」「サ行」「ラ行」「カ行」と発音し、音が正常に作られているか、発音している時に口唇や舌がどのような動きをしているかを調べます。
4)鼻咽腔閉鎖機能検査(発音時の鼻漏れの検査)
上あごの奥にある軟口蓋によって、鼻と口の境(鼻咽腔)がしっかり閉じられるかを調べます。
鼻咽腔の閉鎖が不良な場合、発音時に「開鼻声(声が鼻に抜ける)」や「鼻音化(発音が鼻にかかる)」が生じます。
声を耳で聞いて判断する聴覚的判定や、ブローイング(吹く動作)によって鼻からの息漏れの有無と程度を調べます。
5)交互運動能力検査
 
「パ・タ・カ」の音を速くたくさん発音することで、発話速度、リズムの異常を調べます。
「パ」では口唇閉鎖運動、「タ」では舌の先の運動、「カ」では舌の後方部の運動が、どの程度連続してできるかを評価します。

 

また、原因を特定するには、CT検査やMRI検査などの画像検査を行う場合もあります。

難聴によっても起こるため、聴力検査が必要な場合もあります。

また、幼児の場合は知能および言語発達の評価も行います。

 

 

構音障害と診断された人には、言語聴覚士による言語訓練などのサポートを行います。

言語訓練では、呼吸訓練や筋肉の訓練、単語や文の復唱を行います。

このほかにも話すときに音が鼻に漏れたり、抜けたりする鼻咽腔閉鎖機能不全の場合には、ブローイング訓練、話すときに舌が前に出るなどの異常習癖がある場合には、口腔筋機能療法において舌や口唇のくせを改善する訓練を行います。

また、構音訓練法では正しい音を作る方法を身に付け、明瞭度を上げるために 正しい音の作り方を知り、その音について正しく発音できるようにします。

次に、単語に含まれるその音も正しく発音できるように練習し、さらに短文、長文、会話へとレベルを上げていきます。

構音障害が重度の場合は、文字や絵を書いたボードや、キーボードと画面を備えたコンピュータ機器の使用が勧められることもあります。

 

その他、声や鼻漏れを防ぎ発音を改善するために、歯科医師が発音用の装置(補綴的発音補助装置)を作成したり、発音を改善するために異常のある部位を手術等で改善する外科的治療を行うこともあります。

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