今日のお花2021/01/11

今日のお花2021/01/11
〒790-0044 愛媛県松山市余戸東4丁目1-1
みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今日は「子どもの歯周病」についてのお話です。
歯周病とは、歯ぐき、歯の周りにある歯根膜、歯を支えている歯槽骨、セメント質から構成される歯周組織に発症する病気で、歯肉炎と歯周炎があります。
歯肉炎は歯ぐきに限局して発症する病態で、子どもでもかかりやすい病気です。
多くの場合、歯の根元部分にプラークが付着していることで引き起こされる慢性炎症です。
また思春期には、ホルモンの分泌の変化によって炎症が助長され、思春期性歯肉炎を発症することもあります。
いずれも正しいブラッシングでプラークコントロールができれば良好になるとともに改善が期待できます。
一方、炎症が歯ぐき以外の歯周組織に波及し、歯槽骨吸収を生じたものが歯周炎と呼ばれます。
子どもの歯肉炎の発症頻度に関して、年齢が上がるとともに増加しているという報告があり、9歳で65%以上が歯肉炎になっているといわれています。
歯周炎に関しては1%未満とされているそうです。
こんにちは、伊藤歯科医院歯科衛生士のタナカです。
シーラント処置について
シーラント処置という言葉を、始めて耳にされる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、奥歯の噛み合わせの面の溝や歯の側面や裏側の溝をプラスチックで埋めてしまう処置のことで、歯垢が溜まりにくくなる為、虫歯予防の効果があります。
保険適用の処置です。
6歳臼歯だけなく、生えたての永久歯の前歯の裏や、乳歯の奥歯に処置を施すこともできます。
≪シーラント処置の流れ≫
2、シーラント処置を行う歯に水分が触れないように乾燥します。
3、シーラント処置の前準備の薬を塗り、数秒おいて水を流し、再び乾燥させます。
4、シーラント材を溝に塗ります。
5、光で固めます。
シーラントは取れてしまう事があります。取れてしまったと気づいた場合は再度処置をしてもらってください。
シーラントは溝の部分に歯垢が溜まらないようにする処置ですが、普段通りしっかり歯磨きするようにしてください。
虫歯にならないから安心と、お手入れをさぼっていると虫歯になることもあります。
シーラント処置を行っていない場所(歯の間や側面)も注意して磨きましょう。
こんにちは伊藤歯科医院技工士の松井です。
今回は下顎第一小臼歯の形をまとめました。
・頬側面観
・外形は正五角形
・頬側咬頭はやや近心寄りに位置
・近心隅角は鋭角で、遠心隅角は鈍角
・近心咬合縁は短く、遠心咬合縁は長い
・舌側面観
・隣接面との境界は不明瞭
・近心面、遠心面が広く観察される
・舌側咬頭は広く、近心寄りに位置
・舌側咬頭の位置は頬側咬頭の約2/3の高さ
・隣接面観
・舌側咬頭長の発達が悪く、頬、舌側咬頭長を結んだ線は頬側から舌側にかけて歯頸側よりに傾斜
・頬側咬頭長は、頬舌径の中央から頬側より
・辺縁隆線は、近心のほうが遠心寄り高い
・咬合面観
・固有咬合面は舌側咬頭頂を要とする扇型
・固有咬合面は舌側よりに位置
・頬側咬頭の隆線は溝は舌側咬頭より発達が著しい
・頬側咬頭の三角隆線は著名で、副隆線を伴う
・舌側咬頭は短く頬側咬頭よりやや近心寄りに位置
・中心溝は舌側よりに位置
・咬合面の近心縁は直線的で遠心縁は曲線的
こんにちは、受付コバヤシです。
だんだん寒くなってきましたが、みなさん元気に過ごしていますか。
今年最初のブログです!
去年は新型コロナの影響で、本当に大変な一年でしたね。
あっという間に一年が終わってしまった気がします。
今年は家にいることが多く、家でできる筋トレグッズを以前もブログで紹介しましたが、最近また新しく増えましたのでご紹介します。
これは両端を引っ張って腕や大胸筋を鍛えます!
100円ショップで300円で購入しました。
思ったよりも負荷がかかり、鍛えられている感じがします。
しかし引っ張る力だけ鍛えられていいのか!?
押す力も鍛えたい、という願いを叶えるのがこちらです。
両端を押すと、はね返って引っ張った時とは違う筋肉が鍛えられている気がします。
毎日続けることで少しずつムキムキになろうと思います(笑)
それでは、今年も体調管理に気をつけて良い年にしましょう。
こんにちは。伊藤歯科医院スタッフのヒノです。
去年はコロナ一色という感じでしたが今年こそはもとの生活に戻ってほしいものです。
以前はイルミネーションもいろんな県に見に行っていたのですが、今回は危ないのでとべ動物園で小さいイルミネーションが開催されていると聞き、行ってみました!
暗くなってきた18:00頃に入園すると動物は部屋に入っていて全然いませんでしたが、木がライトアップされていたり、動物の置物が装飾されていたり、すごくキレイでした。
たたいたりふんだりすると色の変わるパネルなどもあり、楽しそうにあそんでいました(^-^)
今日は左上の親知らずの抜歯のお話です。
今回の患者様は左上の親知らずに違和感を感じて来院されました。
まずはお口の状態を確認すると、左上の親知らずが頭の一部が少し見える状態で生えていました。
続いてパノラマ写真を撮影して親知らずの状態を確認します。
画像を確認したところ、歯茎の中は手前の歯の根っこを押すように斜めに生えている事が確認できました。
上顎の親知らずの場合、歯の根っこが鼻腔の両脇にある空間(上顎洞)に飛び出ていると、その歯を抜いたあとの穴と上顎洞がつながることもあるため、CT撮影を行い親知らずと上顎洞との位置関係を解析します。
親知らず根っこは上顎洞とかなり近い位置にありましたが抜歯は可能との診断でした。
脈拍や血圧、酸素飽和度を測り体調を確認し、抜歯の注意事項をお伝えして、さっそく抜歯開始です。
まずは親知らずはほとんど歯ぐきの下に隠れている状態なので、歯ぐきを切開していきます。
親知らずの周りの骨を最小限削っていき、抜いていくスペースを作ります。
そこから親知らずの頭を輪切りにするように切断して取り除き、最後に根っこを分割して慎重に抜いていきました。
穴が開いた部分には骨を造るお薬を入れ、傷口を縫合し抜歯終了です。
抜き残しもなくスッキリと抜けていました!
数時間後に抜歯後の症状の確認のお電話をしたところ、痛み、出血、腫れ、痺れのいずれもないとのことで一安心です。
親知らずの抜歯、おつかれさまでした。
みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。 今日は「歯の色」についてのお話です。 歯は、中心部分が歯の神経である歯髄、その外側が象牙質、そして一番外側がエナメル質、という構造で成り立っています。 エナメル質は灰白色で半透明ですが、象牙質はやや黄色っぽい色をしており、その周りをエナメル質が覆っているため、象牙質の色が透けて少し黄色く見えています。 歯の根元が特に黄色く見えるのは、その部分のエナメル質が薄くなっているからなのです。 そして、エナメル質や象牙質の色合いや厚さは個人差があるため、歯の色は人によって違ってきます。 人種によっても色に違いがあると言われています。 日本人の歯は、欧米人に比べてエナメル質が薄いことが多く、象牙質の黄色がよく透けるのでより黄色がかった歯に見えるようです。 また、本来の歯の色の違いとは別に、ある要因によって歯が変色することがあります。 外因的要因
みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回の患者様は、上下の前歯の歯並びの相談に来られました。
確認したところ、上下とも前歯が不揃いになっていました。
ご本人はマウスピースでもワイヤーのどちらでも、また必要であれば抜歯やディスキングも構わないと、治療には積極的な様子でした。
まずは診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療可能な症例ですが治療期間がながくなります
■平均治療期間:上顎 16回 16~18ヶ月 下顎 18回 18~20ヶ月
難しい症例ではありますが、今回患者様の場合、抜歯せず、2年以内に目標の歯並びに到達できる予測となっています。
マウスピース矯正においては、患者様自身の管理も治療の進捗を大きく左右します。
このように、見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね♪
こんにちは、伊藤歯科医院歯科衛生士のマエダです。
虫歯の理由
今では以下の条件がそろった場合に虫歯になると考えられています。
(1)虫歯になりやすい歯の質、噛み合わせ、歯並びである。
(2)虫歯菌が盛んに活動をしている。
(3)歯につきやすい糖質をよく摂取している。
(4)長時間、プラーク(歯垢)が歯に付着したままになっている。
虫歯ができるまで
口の中には、たくさんの常在菌が存在しています。
歯の表面に付着している虫歯菌に糖質がつくと、菌体内多糖というベタベタしたものを作りだし、繁殖を始めます。 この状態をプラーク(歯垢)といいます。プラークができると、食べ物の中に含まれる糖質を発酵させ、プラークの内部で酸をつくります。
この酸が歯の成分を溶かし、虫歯が発生します。
虫歯の症状
虫歯の進行状態は、C0~C4の5段階に分類されています。
レベル1:C0
COは虫歯の初期段階です。再石灰化によって、正常に戻る可能性があります。
治療法:適切な歯みがきやフッ素塗布で治ることがあります。
レベル2:C1
黒い小さな穴が空きます。 この時、まだ痛みはありません。 再石灰化は難しい段階ですが、歯を削る範囲が少なく済みます。
治療法:虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。
レベル3:C2
象牙質まで虫歯が進行した状態です。ここまでくると、冷たいものや甘いものがしみたりします。
治療法: 虫歯に冒された部分を削り、インレー(詰め物)やレジン(歯科用プラスチック)で補います。
レベル4:C3
歯の神経(歯髄)まで虫歯が進行した状態です。ズキズキとひどく痛みを感じます。
治療法:神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。
レベル5:C4
歯の上部が溶けてしまい、ほとんど根だけ残った状態です。 更に炎症が進行すると、神経が死に、痛みがなくなります。 この段階までくると、抜歯しか方法がないことが多いです。
治療法:多くの場合、抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯やインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。