2021年01月12日
シーラント処置について
こんにちは、伊藤歯科医院歯科衛生士のタナカです。
シーラント処置について
シーラント処置という言葉を、始めて耳にされる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、奥歯の噛み合わせの面の溝や歯の側面や裏側の溝をプラスチックで埋めてしまう処置のことで、歯垢が溜まりにくくなる為、虫歯予防の効果があります。
保険適用の処置です。
6歳臼歯だけなく、生えたての永久歯の前歯の裏や、乳歯の奥歯に処置を施すこともできます。
≪シーラント処置の流れ≫
- 歯の表面の汚れを取ります。歯ブラシや歯科医院にある機械で掃除します。
2、シーラント処置を行う歯に水分が触れないように乾燥します。
3、シーラント処置の前準備の薬を塗り、数秒おいて水を流し、再び乾燥させます。
4、シーラント材を溝に塗ります。
5、光で固めます。
シーラントは取れてしまう事があります。取れてしまったと気づいた場合は再度処置をしてもらってください。
シーラントは溝の部分に歯垢が溜まらないようにする処置ですが、普段通りしっかり歯磨きするようにしてください。
虫歯にならないから安心と、お手入れをさぼっていると虫歯になることもあります。
シーラント処置を行っていない場所(歯の間や側面)も注意して磨きましょう。