2021年01月22日
唾液の力について
あけましておめでとうございます。伊藤歯科医院歯科衛生士のイシカワです。
2021年が始まりました。
去年はコロナコロナで終わった1年でしたが今年もまだまだ油断はできません。
毎年家族で食べに行っていたお店にも行けていません。
今年の初詣は蜜を避けお正月休みの最終日の4日に家の近くの神社に行きました。
今年の願い事はもちろんコロナの終息。
そして今年の目標はとにかく健康!!
この季節はコロナだけではなく風邪やインフルエンザにも注意しなければいけません。
さてさて唾液には風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に深くかかわっているって知っていますか?
唾液にはIgAという免疫物質が含まれていて口腔内に侵入してきた病原体はこのIgAによって無力化されます。
唾液が少ないとIgAも少ないので風邪やインフルエンザにもかかりやすくなるということです。
唾液を増やす方法はいくつかあります。
まずよく噛む。
噛むことで唾液腺が刺激され唾液の放出を促進させます。
舌を動かすことも唾液腺の刺激になります。
唾液腺を指でマッサージする方法もあります。
唾液を作る唾液腺は、舌の下に舌下腺、顎の下に顎下腺、耳の下に耳下腺が左右対になり存在しています。
そのそれぞれの唾液腺を指で円を描くようにマッサージすると唾液腺が刺激されて唾液が出やすくなります。
水分補給も大事です。
体の中の水分が減少すると唾液の量も減ってしまいます。
こまめな水分補給をしましょう。
また乾燥を防ぐためにも口呼吸ではなく鼻呼吸を意識してください。
これらのことに気を付けて健康のためにも正常な唾液の分泌を意識しましょう。
良い一年になりますように。