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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2022年06月27日

合併症-糖尿病と認知症- その4

次に高齢者総合機能評価(CGA)についてです。

CGAは、もともと生活機能障害を有するなどの個人差が大きく、多職種連携で診療を行うことの多い高齢者における、患者状態の把握、情報の共有のための手段で、高齢者医療では広く用いられるものです。

身体機能、精神心理機能、社会・経済状況の評価を行い、ここで得られた情報を元に、疾患の治療、生活機能の維持、QOLの維持・向上を目的とした治療や療養指導を行うことになります。

身体機能では、更衣、整容、室内移動、排泄、食事、入浴といった、身の回りのことを行う基本的ADLと、買い物、服薬管理、交通機関の利用、料理、電話の利用などの手段的ADLにつき評価を行います。

基本的ADLは、介護者がいれば自宅で生活できるレベル、手段的ADLは1人暮らしができるレベルとイメージすると分かりやすいと思います。

視力、聴力、口腔機能の評価も大切です。

その他、サルコペニア、歩行・バランス能力、フレイル、転倒・骨折のリスク評価もそれぞれ評価方法があります。

筋肉量や骨密度の測定は専用の測定器が必要となります。

通常歩行速度、Time Up Go testなどは、スペースと実施時の転倒予防などに注意して行う必要があります。

握力測定による筋力評価や、基本チェックリストを用いたフレイルチェック、FRAXRNIによる骨折リスク評価などは専用の質問票で簡便に評価することができます。

 

精神心理機能は、認知機能評価、うつなどの気分に関する評価、意欲の評価に関する評価です。

糖尿病などの慢性疾患を有する高齢者では、3割以上うつを合併すると言われ、認知機能にも影響しますので、認知機能と併せて評価できるといいと思います。

居住形態、キーパーソンや家族のサポート状態、経済状況の評価は、治療方針決定の大きな要素となります。これらの評価方法には、医療者や介護者が利用する評価シートの代表的なものを用意しておき、必要に応じ利用することになります。

高齢者糖尿病では

①身体機能

②認知機能

③心理状態

④栄養状態

⑤薬剤

⑥社会・経済状況

などにつき、多職種による総合機能評価(CGA)を行います。

診療時に、記憶障害、手段的ADLの低下、セルフケアのアドヒアランス低下、基本的ADL低下、うつ傾向や意欲低下がある場合は、認知機能障害のスクリーニングを行うことが勧められます。

75歳以上、HbA1c8.5%以上、重症低血糖の既往、脳卒中の既往があれば認知機能障害の頻度が高いと言われます。

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今日のお花 2022/06/27

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