2022年08月27日
左上親知らずの抜歯
みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今日は左上親知らずの抜歯のお話です。
今回の患者様は、将来の矯正治療を見据えて、左上の親知らずの抜歯を希望して来院されました。
まずはお口の中を確認してみると、左上親知らずは頭が一部見える状態で生えていました。
次にレントゲン写真を撮影し確認してみると、左上の親知らずは他の歯に比べると少し低い位置ですが、まっすぐに生えているのが確認できました。
併せて、上顎の親知らずは、上顎洞に非常に近いところに生えている場合もあるため、CTも撮影し詳しい解析を行います。
上顎洞からは十分距離があることが確認できました。
脈拍や血圧、酸素飽和度を測り体調を確認し、抜歯の注意事項をお伝えして、さっそく抜歯開始です。
親知らずはしっかりと頭が出ているので、周りの骨を最小限に削り、抜くスペースを作ってからゆっくりと掴んで慎重に抜いていきました。
穴が開いた部分の傷口を縫合し、抜歯終了です。
数時間後に抜歯後の症状の確認のお電話をしたところ、痛み、腫れ、しびれはないが、じわじわとした出血があるとのことでした。
翌日、消毒に来院された際は、痛みはなく、痛み止めの追加も必要ないとのことで一安心です。
左上親知らずの抜歯、お疲れ様でした。
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