2023年01月27日
スポーツ外傷2
明けましておめでとうございます。伊藤歯科医院技工士Kです。
早くも一月も半分が過ぎ、光陰矢の如し、時は金なり。
Kもダラダラと過ごしていた正月休みのせいで締まりのない体となり、マラソンをしていた頃が遠い昔の事のようです。
気分転換も兼ねて久々にかつて通っていた近所の土手を走ってみたりしましたが、ほぼ歩きとなってしまい、何人ものガチ勢ランナーにも抜かれ、日々の鍛錬の大事さを再認識する年始となりました。
本年もよろしくお願いいたします。
さて今回もまたマウスガード話といきます。
近年ではメディアで見掛ける多くのアスリートが装着しているマウスガード、その作成法と当院で採用している材質面の話を軽くしてみようと思います。
多くの場合衝撃を吸収する等の目的の際は、柔らかい素材を使用することが多いと思われます。
熱可塑性樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等を熱で軟らかくした後、エアー等を内蔵した専用の機器で、あらかじめ口腔の型を再現した石膏模型に吸引、又は加圧して成型となります。
ここで等などと曖昧な表記としたのには訳があります。
材料から始まり、作成の機材等本当にいろいろな種類があり、一概には言えないためです。
とは言え基本的には口腔にしっかり適合して、脱落無く、耐久性を追求した結果そうなるのは必然です。
材料が一番種類が豊富で、メーカーも日々進化した材料等開発して、近年はより高い耐久性、汚れが付きにくい高機能な材料等発売しており、より良い結果を得られるように日々研鑽といったところです。
以下次号。
カテゴリー スタッフブログ