こんにちは、広報・受付担当トガワです。
自然流産の頻度は14.9%であるといわれています。
そのうち妊娠初期(12週未満)の早期流産が13.3%であり、流産のほとんどが妊娠12週未満に発生しています。
この期間は、薬物なので影響で胎児に異常が発生することがある時期でもあります。
そのため、緊急性がない場合は積極的な医療介入はせず、保存的な治療に留めておくことが大切です。
16週頃以降は流産発生の危険がある切迫流産の症状が消失することが多い安定期といわれ、この時期以降から歯医者でも積極的な治療が行えるようになります。
気をつけておきたいのは、歯医者ではイスを倒して横になる姿勢での治療になるため、下大静脈を圧迫し血圧が低下することがあります。
28週をむかえた頃からの妊娠後期では、仰向けにならないように少しだけ体を傾けた姿勢での治療になります。
そして妊娠後期までに一定の治療を終えられるように頑張りましょう!