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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2019年03月08日

むし歯菌から乳歯を守る②

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

前回むし歯の原因菌としてミュータンスレンサ球菌が発見されたとお話しました。

ミュータンスレンサ球菌は、通性嫌気性のグラム陽性細菌というもので、レンサ球菌の一種です。

現在日本では、子どものむし歯有病状況は大きく改善していることがわかります。


これには、むし歯の原因菌としてミュータンスレンサ球菌が確定され、むし歯の発生因子に基づいて予防法が実践されてきたことが影響しているといわれています。

さて、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には細菌はいませんが、いつミュータンスレンサ球菌が感染しているのでしょうか。

自然分娩の場合、産道内の細菌との遭遇から始まり、出産後日が経つにつれてお口の中からさまざまな細菌が検出されるようになりますが、すべてが定着するわけではありません。

ミュータンスレンサ球菌は、歯が生える前の乳児からは検出されませんが、乳歯が生えるとお口の中から検出されるようになります。

ミュータンスレンサ球菌は、多くの場合母親や父親など主たる養育者の唾液を介して子どもに感染します。

生後19~31ヶ月の間に最初の感染が集中しているという報告があり、この期間は感染の窓といわれています。

赤ちゃんのお口の中に歯が生えていなければミュータンスレンサ球菌は定着することができませんが、乳歯の数が増えるほど棲息場所が増加するので定着しやすくなります。

とくに1歳6ヶ月頃になると第1乳臼歯が生えてきます。

臼歯は歯冠が複雑な形をしているため、ミュータンスレンサ球菌の検出頻度も激増して、定着しやすくなります。

また感染時に砂糖の主成分であるスクロースが存在していると、少ない菌量でも定着してしまいます。

生活習慣やスクロース摂取の注意に加えて、保護者や周囲の保育者へのミュータンスレンサ球菌のコントロールも行うことが大切です。

この時期に乳児に対するミュータンスレンサ球菌の感染予防を怠らないことが、乳歯のむし歯予防の重要なカギとなります。


カテゴリー 歯のこと |

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