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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2019年05月07日

摂食・嚥下障害⑥

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

加齢による生理機能の低下や疾病、生活環境の変化により「食べる力」は徐々に衰えていきます。

そして「食べる力」が低下すると、栄養状態が悪化するだけでなく、食べる喜びや楽しみの喪失により心理的満足が得られなくなり、孤独化にも繋がってしまいます。

「食べる力」の低下は、社会的孤立や生命予後に大きく関与すると考えられており、健康寿命を維持するために不可欠な機能といわれています。

医療と生活の両視点で、患者さんの「食べる力」に関連すると思われる要素の頭文字をとって「カニや白エビ」という関係があります。


『か』…環境
食費や買い物、調理などの生活環境に加えて、孤食の問題や食形態の選択、食事介助の協力は「食べる力」に大きく影響します。

『に』…認知機能
認知症が進行すると「食物認知機能」が低下して、円滑な食事が困難になります。
また中核症状と環境との齟齬により、異食・盗食・過食・拒食などの「食行動異常」が出現することがあります。

『や』…薬剤
内服薬の影響により「薬剤性嚥下障害」を来すことがあります。特に非定型抗精神病薬・抗うつ薬・抗不安薬は、重篤な摂食・嚥下障害を引き起こすことがあります。
その他にも、口腔乾燥や味覚異常などを来す薬剤も多いので、多剤服薬をしている場合には整理が必要です。

『し』…心理
神経因性食欲不振症など摂食障害の他、うつ病などでも食欲は低下します。また精神的悩みやストレスにより突然の食思不振を招くこともあります。
食品の盛り付けや彩りが心理的に影響して、食に対する過去の記憶や嗜好も複雑に関係するといわれています。

『ろ』…老化
加齢に伴い筋肉量が減少すると消費エネルギーが少なくなるため、食欲減退傾向になります。
また消化液の分泌量が減少して腸の働きが低下することも食欲を減退させる要因になります。

『え』…栄養
低栄養から免疫力低下を招いて誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。また水分やビタミン・ミネラルの不足により口腔粘膜炎や味覚異常、意識レベルの低下を来すこともあります。

『び』…病気
 脳血管疾患や神経変性疾患に伴う摂食・嚥下障害が多くあります。
また先天的な口蓋裂や顎の形成不全に伴う場合、舌がんや咽頭がんなどの口腔・咽頭の腫瘍に起因する場合もあります。


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