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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2020年06月15日

予防歯科がすすんでいる国

みなさんこんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は「予防歯科が進んでいる国」のお話です。

世界で一番予防歯科が進んでいると言われている国はスウェーデンで、歯医者さんへの定期の受診率は大人で80%以上、子供ではなんと100%です。

またアメリカでも70%以上と高い受診率が見られます。

しかし日本ではたったの10%未満・・・。


スウェーデンで予防歯科が進んだ要因として、現在では予防歯科分野で名高いイエテボリ大学で行われた、むし歯や歯周病と口腔ケアの関連についての大規模な統計調査でした。

研究の結果、むし歯や歯周病を防ぐには、自分自身での毎日のブラッシング(セルフケア)と歯科医院での定期的な検診やクリーニング(プロケア)の両方が重要であることが立証されたのです。

この結果を受けて、1970年代、スウェーデン政府は国家的な歯科医療の方針として、予防歯科の一大プロジェクトを行いました。

それまではむし歯になってから『治療』することが当たり前だった時代に、むし歯を『予防』するという考え方を国の政策として世界で初めて打ち出したのです。

そして、国民に定期的な歯科健診を受けることを促し、本格的な予防歯科の取り組みを行いました。

現在、スウェーデンでは20才未満の国民は、歯科検診と治療を無料で受けることができます。子どもの時から歯科検診の習慣が身につき、大人になってからも歯科検診を受けることが当たり前となっているようです。

アメリカでは、日本のように国民皆保険制度がないため、治療費が高く、歯が悪くなる前に予防しようとする人が多い、と言われています。

また、歯が汚い人は生活態度が悪い人とみなされ、第一印象も悪くなるため、総じて国民の歯のメンテナンスに対する意識は高いようです。

 

また、歯科医院に対する意識も違いがあります。

スウェーデンでは、子どもの歯磨きについて出産前から歯科医による両親への指導が始まり、乳児でも歯が生え始めるころから歯科医院でのオーラルケアチェックが義務づけられています。

治療ではないので、子どもにとっては歯科医院は「歯について楽しく学ぶ場所」となります。

日本では、大人も子どもも、「歯科医院は苦手」と感じる人がほとんどですよね。

スウェーデンと日本では、歯科医に対する意識が大きく異なるようです。

これも、70才での残存歯数の差につながっていると考えられるのです。

 

先進国ではこのように、人々の歯に対する関心度が高いのに対し、残念ながら日本ではかなり低いのが現状です。


また、「8020運動」(80歳まで20本の歯を残そう、という運動)についても、スウェーデン、アメリカはすでに達成しているのに対し、日本はかなり遅れを取っています。

日本でも「予防歯科」の習慣が定着し、これら先進国と肩を並べられるようになっていくことに期待したいですね。


カテゴリー 歯のこと |

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