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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2019年12月05日

腸とお口の関係②

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は、前回に引き続き腸とお口の関係についてのお話です。

消化器官は口から大腸まで繋がっていて相互に深く関係しているといわれています。

口腔にも腸管にも多くの常在菌が生息していますが、これまでその細菌同士の関係はそれほど密接でないと考えられていたそうです。

口から入った細菌は胃液の強酸で殺菌され、「フローラ(菌叢)の断絶」があるとされていました。

これは有害な病原菌を排除するとう意味でも、有効に機能していました。

ところが最近では、この「断絶」が崩れている人が増加しているそうです。

これが消化機能だけではなく、免疫機能やアレルギー反応にまで影響することがわかってきました。

腸内環境が乱れてしまうと、炎症やアレルギー反応の制御が難しくなると考えられており、ここに口腔内細菌がかかわってくるそうです。

歯周病菌原細菌が、腸内フローラを変化させるきっかけとなる「カギを握る病原体」として働くといわれています。


本来腸管からそのまま排泄されるはずの毒素が腸管壁を透過するようになり、血中内の毒素レベルが上昇していきます。

歯周病が全身疾患と関係があるといわれるのはこのためです。

日本人の40代以降に感染率が急増する「ピロリ菌」ですが、悪性腫瘍の原因であることがわかっている唯一の細菌で、感染が長引くと委縮性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍さらに胃がんなどを発症するリスクが高まります。

胃の中は胃液が強酸性なため、通常の細菌は生息できません。

しかしピロリ菌はアルカリ性のアンモニアを産生し、酸を中和して棲みつきます。

そのためピロリ菌がいる人の胃酸の酸性度は低下していき、酵素活性などの消化・吸収能力が衰えてしまいます。

さらにお口から入った細菌が胃液で十分に殺菌されず腸管に到達しやすくなり、腸内細菌のバランスが変化して、歯周組織はもちろん、全身の免疫力や炎症に影響することが考えられています。

歯周治療とピロリ菌除菌治療を同時に行うと除菌率が高まると言われています。

では次回は腸内環境を整えるためにできることをご紹介していきます。


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