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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2021年02月01日

癒合歯

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は「癒合歯(ゆごうし)」ついてのお話です。

 

癒合歯とは、本来1本ずつ生えて来る歯が2つ以上ひっついて生えてきた歯のことをいいます。

癒合歯の原因ははっきりと解明されていませんが、胎児の時作られる乳歯の芽がくっついてそのまま発育してしまったという説が一般的です。

 

癒合歯は乳歯、永久歯ともにみられますが、頻度としては乳歯が多く、発現頻度は乳歯が1~5%、永久歯では0.2%~0.3%といわれています。

特に癒合歯となりやすいのは、下顎の前歯部分です。

中切歯と側切歯と呼ばれる前歯2本や、側切歯と犬歯の癒合が多くみられ、次に上顎の中切歯と側切歯の癒合が多くみられます。

奥歯の癒合は稀です。

 

癒合歯の注意点は以下のことが挙げられます

 

むし歯
癒合歯は結合部分に溝ができているとむし歯になりやすくなります。

永久歯の異常
次に生えてくるはずの永久歯が生えてこない(先天欠如)割合は40~50%と高く、永久歯が正常に2本生えてくる割合は同程度、生えてきた永久歯がまた癒合歯となる割合は10%といわれています。

生え代わり
乳歯が永久歯に生え変わる際、通常は乳歯の根が徐々に吸収されて自然に抜け落ち、その後から永久歯が生えてきます。しかし、癒合歯は根の吸収がうまく進まず、歯の交換期になっても自然に抜け落ちないことがあります。

歯並びや咬み合わせ
歯と歯の間の隙間が広がってしまったり、歯が生えるスペースが狭いために、永久歯が曲がって萌出したり、過蓋咬合や切端咬合、反対咬合などの咬み合わせの不正が生じやすくなります。

 

 


ただ癒合歯は発現頻度が1~5%といいますがそれほど稀なものではなく、早急な対応が必要なものでもありません。

まずは結合部の溝がむし歯にならないようにしっかりと歯を磨くことを徹底しましょう。

3~4歳を過ぎたお子さんでは、次に生えてくる永久歯の状態を確認するためにも一度レントゲン写真を撮ることにご協力ください。

とくに生え変わりの時期で交換期に近づいたら、定期的にレントゲン写真によるチェックを行い、癒合歯の根っこが正常に吸収されているかどうか確認が必要です。

後から生えてくる永久歯がちゃんと2本ある場合、癒合歯の根っこの吸収がうまくいかないことがあり、永久歯が正しく生えてこれないことがあるので、そのときは抜歯や癒合歯の分割なども行わなければいけません。

また癒合歯による歯並びや咬み合わせの問題は、乳歯の段階では経過観察をしていきますが、永久歯へ生え変わった後も問題が残る場合には矯正治療も考えていく必要があります。


カテゴリー 歯のこと |

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