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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2019年12月23日

顎関節症の原因

みなさんこんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は「顎関節症の原因について」のお話です。

顎関節症とは、あごの関節や周りの組織に異常が起きることで、口の開閉が困難になったり、妙な音がしたり、痛みが出たりなど、顎関節に関するさまざまな不具合が生じます。

10歳代後半から20~30歳代の女性に発症する率が高いと言われています。

一口に顎関節症といっても、その病態は一つではありません。

まず顎関節症の病態は
咀嚼筋痛障害
顎関節痛障害
関節円板障害
変形性顎関節症
4つに分類されます。

さらに顎関節に問題がある場合と、咀嚼筋の問題とに大きく2つに分けることもできます。

また顎関節の問題は関節の炎症性変化外傷関節円板の問題なども持っています。

このように顎関節症は、さまざまな病態が組み合わさって現れているので、その原因も単一ではありません。

以前は咬み合わせが顎関節症を発症する重要な要因であると考えられることが多かったそうです。

そのため顎関節症があればスプリントといったマウスピースを装着して咬み合わせの負担を減らす治療が行われてきました。

しかし最近では顎関節症は多因子疾患であるという説が支持されているといわれています。


もちろん咬み合わせも顎関節症の発症因子のひとつです。

これ以外にも、普段の食事形態や関節の形態の個人差、夜間の歯ぎしり、精神的な問題、姿勢、上下歯列接触癖であるTCHなどのさまざまな要因が重なって個人の総合的な耐久力を超えたときに顎関節症が発症すると考えられています。

顎関節症の治療はこういった因子をあぶり出し、順位づけをして、発症のかかわりが強いと思われる因子をコントロールしていくことが重要になります。

例えば夜間の歯ぎしりがある人では、寝るときにマウスピースを着けることで症状が改善されますが、原因が歯ぎしりだけではない場合マウスピースを使ってもなかなか改善しないので、別の要因子が考えられます。

また咬み合わせを調整するだけで顎関節症が治るといったことも考え難いのです。

最終的には咬み合わせを作ったり削って落としたりといった調整も必要な場合もありますが、現在ではいきなり歯を削る等の治療は初期段階では避けるべきであるといわれています。

顎関節症の発症原因を把握してコントロールすることと、開口訓練といった運動療法を並行して行っていくことで顎関節症の症状が改善されていくと考えられています。


カテゴリー 歯のこと |

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