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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2019年12月09日

PRP療法

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院スタッフのカワニシです。

今日は「PRP療法」についてのお話です。

PRP療法とは、自身の血液から作製した「PRP(多血小板血漿たけっしょうばんけっしょう)」を体の傷ついた部分に注入し、自分が持っている修復力をサポートする再生医療です。

形成外科をはじめ、美容外科、外科あらゆる分野の治療に用いられており、整形外科でもスポーツによる怪我や関節炎などの治療にPRP療法が用いられています。

海外では、すでに10年以上の実績があり、現在ではなんと、動物にもPRP療法が行われることがあるそうです。

メジャーリーグで活躍する田中将大選手や大谷翔平選手が、肘の治療のために実施したことでも注目を浴びました。

PRP療法は、自分自身の血液の成分だけを用いて製造するため、感染症や拒絶反応の危険性が少なく、安全性の高い再生治療だと言われています。

また、処置は採血と注射のみのため、侵襲の低い治療法です。

PRP療法の流れとしては、一般的には、患者さん自身の血液を採血し、遠心分離機にかけ、血液中にある血小板を含む多血小板血漿(PRP)を採り出し、患部に注入します。


歯科の分野では、歯周外科治療やインプラント手術の際に、痛みや腫れの軽減と治癒を促進や、造骨の目的で、PRPに自家骨や人工骨に混ぜて使用したり、CGFという、遠心分離器の回転数を精密にコントロールして遠心分離することで、血液中の赤血球などが分離され、同時に血を固めようとする血液の成分(凝固因子)が刺激されて、患者様自身の血液のみから作られる完全自己血液由来の「フィブリンゲル」を、平たく潰してCGFメンブレン(膜)として治療に使用したりしています。


これらの治療法により、インプラント手術の可能な範囲が広がり、その後の傷の治癒や骨組織の再生の促進が期待でき、治療期間も短縮できるようになりました。

そして各医療分野においても、患者様にとって身体の負担が軽く、感染のリスクも低い治療法と言えます。

今後さらに症例が増え、活用される分野も増えていくことが期待されます。

しかし、PRP療法は日本ではまだ保険診療の対象外のため保険外診療の適応となります。

また取り扱いのない医院もありますので、事前にご確認ください。

当院のブログでも、度々登場していますので、気になった方はぜひご覧ください。

医療は日々、より簡単に、より安全に進化しています。


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