インプラント

2020.3.20津山先生のインプラントオペ~Part2~

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今回は、3月20日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part2をご紹介します。

今回ご紹介する患者様も、津山先生のインプラントオペを受けられるのは今回が2回目となります。

前回は奥歯2本の植立でしたが、今回は前歯に1本、インプラントを植立します。

去年の8月、2~3週間前からさし歯を入れていた前歯に、痛みはないものの腫れと動揺があるため来院されました。

確認してみると歯の前面にひびが入っていました。

一度はさし歯を戻してみましたが、その後もずっと違和感があり、ズキズキとした痛みと膿が出ていたため、抜歯をしてインプラントを入れることとなりました。

抜歯後、両隣の歯と繋がった仮歯を作ることになったのですが、その際、ご本人のご希望で少し内側に角度を変えた形で仮歯を作製しました。

このように、土台を立てて補綴物を入れる治療の場合、多少歯の形や角度を変えることが可能な場合があります。

こちらの患者様も今回お作りした仮歯の形を気に入っていただけたようでした。

仮歯を入れてからは調子も良くなったので、今回のインプラントオペが決定しました。

当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、CGFのための採血を行います。

麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。

歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。

くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。

ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。

出血はそれほど多くありません。

開けた穴にCGF(患者様自身の血液のみで作られた血小板と成長因子を多く含んだゲル)を入れ、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。

しっかりとインプラント埋め込まれた後は、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、今回のオペは終了となります。

文章で書くと簡単なように思われますが、出血が多くなったり、神経を傷つけたりする恐れがあるためとても慎重さを要する作業です。

このようなオペを短時間で行えるのは津山先生のなせる技なのです。

※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。

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