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院長・スタッフがお届けする元気ブログ
2020年05月19日

左下の親知らずの抜歯

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今日は左下親知らずの抜歯のお話です。

今回の患者様は、1年ほど前に他院で親知らずの頭の部分のみを切断した親知らずが、最近になって出てきて痛みを感じるため、抜歯を希望して来院されました。

下顎の親知らずでは、下顎を通っている下歯槽神経に非常に近い場所に生えていると、抜歯の際に神経を傷つけてしまうリスクが非常に高くなります。

その場合、まずは親知らずの歯冠の部分のみを切断して取り除き、親知らずが移動して神経から離れるのを待って再度根っこの部分を抜歯する「2回法」という方法が取られることがあります。

当院の受診は初めてのため、まずはお口の状態を確認していきます。

そして、パノラマ写真、CT撮影をして親知らずの位置や生え方を画像で解析、確認していきます。

こちらが抜歯前の画像です。



CT画像で見てみると、親知らずの頭の部分が、真っ直ぐに切断されているのがよく分かります。

斜めに生えていますが、手前の歯には当たっていないようです。

斜め、あるいはほぼ真横に生えて手前の歯に当たっている親知らずは、歯ブラシの毛先が届きにくく、歯と歯の間がむし歯になってしまったり、手前の歯を押して痛みが出てしまうことがあります。

神経管と親知らずとは十分な距離があることが確認できたので、脈拍や血圧、酸素飽和度を測り体調を確認し、抜歯の注意事項をお伝えして、さっそく抜歯開始です。

歯ぐきを切開していくと親知らずが見えてきましたがレントゲンで見えたように大きく半分骨に埋まっていました。

親知らずの周りの骨を最小限削っていきます。

すでに頭の部分は切断されているため、根っこの部分を、超音波器を使って親知らずを骨から剥がしてから脱臼させて抜いていきました。

抜いてできた穴に骨を造るお薬を入れ、傷口を縫合して抜歯は終了です。

数時間後に抜歯後の症状の確認のお電話をしたところ、痛みは少しあるものの、出血も止まり、腫れや痺れも感じていないとのことでしたので一安心です。

おつかれさまでした。

 


カテゴリー 親知らずの抜歯 |

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