2021年08月28日
左下の親知らずの抜歯
みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
パノラマ写真を撮影してみると、左下の親知らずは、頭を少しだけ出した状態で歯茎の中で手前の歯を押すように斜めに埋まっていました。

脈拍や血圧、酸素飽和度を測り体調を確認し、抜歯の注意事項をお伝えして、さっそく抜歯開始です。
親知らずの周りの骨を最小限削っていき、抜いていくスペースを作ります。
そこから親知らずの頭を輪切りにするように切断して取り除き、最後に根っこを分割して慎重に抜いていきました。
穴が開いた部分の傷口を縫合し、抜歯終了です。
抜き残しもなくスッキリと抜けていました!
下顎の親知らずの抜歯の場合、歯根が下顎の神経に非常に近いケースでは、統計的にしびれた感じが6ヶ月ぐらい継続する症例が200例に1例ほどの割合で起こることがあります。
数時間後に抜歯後の症状の確認のお電話をしたところ、出血や痺れ、腫れの症状はいずれもないとのことで一安心です。
左下親知らずの抜歯、お疲れ様でした
カテゴリー 未分類