2023年02月24日
よく噛むことの効果
こんにちは 伊藤歯科医院歯科衛生士のイシカワです。
食事の時はよく噛んで食べましょう。と言われていますが
よく噛むことのさまざまな効果をご存知ですか?
よく噛むことの効果の一つに噛むことによる唾液の分泌増加があります。
唾液には抗菌作用や自浄作用、再石灰化作用があるので唾液の分泌増加が
虫歯予防や歯周病予防になります。
また子供の場合はよく噛むことで顎の骨が発達して歯並びが悪くなるのを防ぎます。
歯並びが悪いと虫歯になりやすかったり将来歯周病になりやすかったりするので
小さい時からよく噛んで食べるということが重要になります。
唾液の中にはアミラーゼと言う消化酵素が含まれているので胃腸の働きを助ける効果もあります。
よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され食べ過ぎるのを防ぐので肥満の防止になり、
血流も良くなるので脳の活性化にも役立ち認知症の予防にもなります。
このような色々な効果があるのですが
よく噛むにはどうすればいいでしょうか?
まず硬い食べ物を食べましょう。
歯ごたえや弾力性があるものも噛む回数が増えます。
一口の量を少なくして噛む回数を増やしましょう。
テレビを見ながらの食事は噛むことに集中できないので気を付けるようにしましょう。
目標は一口30回です。
毎日の積み重ねで健康寿命を延ばすように頑張ってください!